WUG HOMEツアー part2 岸和田公演 〜FANTASTIC STORY〜

  WUGHOMEツアーpart2 FANTASIA 岸和田公演に行ってきました。

大まかな感想としては、タイトル通りファンタジーな演出が多数あり、WUGのライブとしてはとても異質な世界観だったなぁと思いました。このブログでは、そんな世界観を受けての感想を、ゲームの流れみたいに書いていきたいと思います。

 

 

 

【スタート画面前のOPムービー】

  今回の公演前bgmはFFシリーズやクロノ・トリガー、その続編にあたるクロノ・クロスのサントラの曲が使われていて、ここからFANTASIAが始まっているんだなと思いました。

 

  そして、1曲目が始まるかと思いきやまさかのナレーション。しかもRPGでよくあるような感じので驚きました。内容としは、“人と妖精が暮らす世界が邪悪なドラゴンによって支配され、人々は苦しみなが生活をしている。こんな世界を変えるため、7人の妖精「Wake Up,Girls!」が勇者達を導く”みたいな感じだったと思います。

 

  ナレーションが終わるとスキノスキル。背景が森や海などに移り変わっていき、まさにファンタジーでした。この景色は全体が良く見える2、3階席の方が良いと感じました。そしてこの曲は、演出やダンスなどを見た感じ、先ほどのナレーションに出てきた妖精「Wake Up,Girls!」が歌っているのかなと思いました。

 

 

【ゲームスタート〜ゲームクリア】

  2曲目にいく前にWUGちゃん達がはけていったのには驚きました。そして、始まったのが「FINAL TOUR II」というタイトルのゲーム。ロゴは完全にドラクエでしたね。

 

・ストーリー

  主人公の勇者マユが国王に邪竜を倒すように言われる。そしてヨシノ、ナナミ、カヤを仲間にし、ぜんせつのひかりのつるぎとワグナーのあいをたくさん購入。冒険に出かけると、野生モンスターとのバトルに。バトル画面も完全ドラクエ仕様。さらに進んでいくとシラキリュウと遭遇。すると、ヨシノが一撃で倒れ、次のターン逃げようとしたけど逃げれず。結果マユがブチギレてシラキリュウを倒す。戦闘後、神父のところに行きヨシノを生き返らせボス前へ。ボスを倒すには8人の勇者の力が必要とのこと。4人にでんせつのひかりのつるぎを装備させ、ボスであるドラゴンに話しかけ戦闘へ。この時、バトル画面になると同時にスクリーンの後ろにWUGちゃんがスタンバイ。スクリーンが上がりバックモニターセンターにドラゴン、左右に炎の演出ごなされ、outlandar rhapsodyが始まる。そしてWUGちゃんの手にはでんせつのひかりのつるぎが実際に装備されていた。曲が進み2番が終わるとオリジナルのセリフへ。どうやら4人の力では苦戦している模様。そこへ残りの3人が登場し、7人の勇者に8人目であるワグナーのWake Upパワーを分け与える。7人は円になり真ん中につるぎを掲げ、その力を受け取り鞘を抜く。そして、マユがドラゴンを斬りつけ、ラスサビが終わり戦闘終了。

 

・感想

  まず、outlandar rhapsody前のゲームのクオリティが半端なく、とてもテンションが上がりました。野生で白木さんが出てきり、ヨシノが一撃でやられたりと笑う場面もちょこちょこありましたね。他にも色々なネタが盛り込まれていて、何回見ても面白い映像でした。 

そして、 outlandar rhapsodyで、つるぎを振りながらダンスする姿がとてもかっこよく、円になってつるぎを掲げてる絵は写真に収めたいと思う程でした。鞘を抜くとつるぎがメンバー色に光っていたのにはテンションが上がり、ラスサビ前の「もしも時が、忘れていくためにあるなら」の後にシャキーンという効果音と同時にマユがドラゴンを斬りつけるシーンは、思わず自分も真似するほどの格好良さでした。

 

【エンディング】

  outlandar rhapsodyの次はリトチャレ。この曲はドラゴンを討伐し、世界が変わって新たな冒険が始まるという意味があって3曲目になったのかなと思いました。後ろのモニターも晴れていて、イントロの一歩一歩進んでいくフリで、つるぎを前に構えながらだったのがすごく良かったです。

 

【クリア後の冒険】

ここからは、曲からイメージされたストーリーを挟みながら話していこうと思います。厨二全開になるかもなので温かい目で見て下さい。

 

リトチャレの後はI-1パート。このパート1曲目は運命の女神とknock out に分かれていて、前者は冒険シーンを、後者はバトルシーンをそれぞれ表しているのかなと思いました。

 

・オリジナルストーリー

 冒険の果てに辿り着いた7人が見た世界は、宝石が沢山ある楽園。その名「Jewelry Wonderland」。7人はそれぞれ宝石を身につけ、優雅に踊り出す。楽しい時間を終えた7人は、それぞれの地元に帰ることに。故郷に帰ってきたマユは…

 

〔分岐ルート1〕

 ルートノンダイ

Jewelry Wonderland」で持ち帰った永遠に輝くダイヤモンドを眺め、これからの自分たちの未来がこのダイヤモンドのように永遠に輝いていられるように、今後どんな事があろうとも前に進んでいこうと心に決める。

 

 ルートssp

故郷のみんなに「おかえり」と出迎えられ、それを受けてマユは思わず微笑む。

 

〔分岐ルート2〕

 ルート光塚歌劇団

  とある舞台会場を訪れたマユ、するとヨシノと出会い急遽出演することに。  ステージに上がったマユの後ろからヨシノが登場し、1曲披露。そのあと、残りの5人が来ていて7人揃うことに。

 

 ルート同じ夢をみてる

  道を歩いているとなぜか残りの6人と出会う。そして、舞台出演の許可をもらったから7人でやろうとミナミが。  ステージに上がったマユが歌い始め、1人、また1人と順番に登場し7人揃って1曲披露。

 

 

・感想 

  色々な方が言っていることだけど、Jewelry Wonderland の間奏のところの両足でピョンピョン跳ねてからの指をクイっとするフリがとても可愛いかったですね。その時にみゅーちゃんと目があってやばかったです。

  曲のあとはコント。内容は割愛しますが、WUGちゃんの笑いのセンスがありすぎて、ずっと笑ってました。そのあとは、ノンダイ/ssp。どちらの曲でもまゆしぃ自身からコールするところに合図を出していて、初めての人でも楽しめたのではないかと思います。流石はまゆしぃ。個人的にはsspのおかえりコールのあとの「ありがと」が可愛すぎて、この2日間のベストオブまゆしぃはここだなと、思いました。

  そして、光塚ではまゆよぴの世界が存分に堪能でき、とても良かったです。同じ夢をみてるでは、多くの人が思ったであろう、「まゆしぃソロかな?→やっぱまゆよぴか→これもしかして全員出てくるパターン?→やっぱそうか〜」ってなってWUGちゃんにしてやられたなと思いました。あと最後のハモリが美しく、気持ちよかったです。

 

【真エンディング】

  1曲歌い終わった7人はPolaris制作秘話を語り始める。そしてPolarisの披露へ。

正直言って、この流れはズルすぎますね。そして、この話を僕たちに聞かせてくれたまゆしぃには感謝しかありません。

 

〔リーディングライブでグッときたところ〕

(昼)

・僕が以前Polarisの歌詞から世界観を創った時の2人の登場人物が、WUGちゃんとワグナーだったこと。

・まゆしぃとみにゃみがPolarisのタイトルを言うときハモったところ

・WUGちゃん円になりがち

(夜)

・あいちゃんの「あの日ね、星がたくさん輝いて見えたんだ」

・よっぴーがまゆしぃに言った「自分の思う通りにやれば良いと思うよ」  そして2日目には、付け足してまゆしぃに対しての熱いメッセージを言ってたところ

( 言葉よりも気持ちが伝わって思わず号泣してしまい、何を言ったかは覚えてないです )

 

【festival】

  僕は開幕からPolarisまでが勇者WUGの世界だと感じました。それは、ノンダイがキャラソンだったり、光塚と同じ夢をみてるが劇中歌だったり、リーディングライブを2次WUGでやったりしていたからです。ですので、Polaris後からが声優WUGとしてのステージなのかなと思いました。

 

  WUGの思い出を振り返る映像の後WUGちゃんが登場し、始まったのが7GW。この時の盛り上がり方はまさにお祭りでしたね。2番サビに入るとWUGちゃん達は1階後方へと行き、前方のワグナーは振り返ってコールするという光景に。この時僕は、2階席のワグナーを見ながらコールしていたのですが、その景色が素晴らしかったです。WUGちゃん達はこれを見ながらライブをしていたのかと。まぁ実際はステージ上から1階席含めて見ているわけですが。そのあとは、タチアガレ/アガペー雫の冠と進んでいき、最後にbtb。この最高に盛り上がったあとのバラードという落差が癖にあります。また、btbという幻想的で神々しい曲で本編を締めるのもファンタジーだなと思いました。

 

【Re.festival】

  そしてアンコール、祭りの再演です。まずはセブクラ。5人がカッコよく踊っている中、上でもやごぼがじゃれ合ってて面白かったです。すると2番終わりの間奏で3階にきて通路を猛ダッシュしてステージに戻って行きました。3階に来てくれてありがとう。

  次にハートライン。まさかこの曲が聞けるなんてって感じでしたね。この曲が最高に盛り上がったのは2日目夜、ラスサビ前のよっぴーソロとその後のまゆしぃソロ。突然始まったコールはこの2日間で1番声が出ていたと思います。そしてそれに負けじとよぴまゆも本気でぶつかって来て、まるで決闘をしているみたいでした。これもファンタジーだなと思いました。

  ラストは少女交響曲。この曲から感じるちょっと切ない感じがファンタジー音楽を思わせるので、この公演を締めくくるのに相応しいと思う1曲でした。

 

【最後に】

  最初part2のタイトルがFANTASIAだと見た時、どんな感じになるんだろうと思ってましたが、スキノスキルで始まり本編をbtb、公演を少女交響曲で締めたことにより、終演後には最後までしっかりFANTASIAだったなぁと思いました。

  コントで笑い、リーディングライブで泣き、後半の曲で盛り上がった今回の公演のボリュームの多さは、まさにRPGだなと思いました。

 

  僕のFANTASIAはここで終わってしまうのですが、まだ冒険は4公演あります。最高の冒険になるようにWake Upパワーを送るので、楽しんできてください。

 

それでわぐ〜。