WUG HOMEツアー part3 大阪公演 〜進化し成長を遂げた3日間〜

 

  WUG HOMEツアー part3 KADODE 大阪公演、初日昼以外の4公演に行ってきました。

 

  今回はWUGちゃん初となる3days 5公演という事で、体力的にも心配でしたが無事終わって何よりです。

 

  そんな濃密な3日間の中でWUGちゃん、ワグナー、曲までもが進化し成長していったと感じています。僕フロでは最後のみにゃみソロ「憧れのほうへ この手のばした」で水色から黄色に変える、言葉の結晶ではまゆしぃの「光る声だった(歌詞あってるか自信ない)」「もの言わぬ声だった(本当の歌詞はこうでした)」の後、全ての照明が消える演出に合わせて全員のサイリウムを消し、ラストの盛り上がるところで照明と同時にサイリウムをつける。よっぴーが最終日のMCで言っていた「ワグナーもアクター」をまさに体現している瞬間だったと思うし、これが決まると、めちゃめちゃかっこいいしエモい。これはWUGの現場だからこそできる芸当だと思いました。また、言葉の結晶の案を提案したのがみゅーちゃんからだったって言うのも、演者と観客が信頼し合ってる感じでいいですよね。

  僕自身の成長としては、言の葉青葉、雫の冠、btbと振りコピをする曲が増えたことですかね。そして、フリコピをすると歌詞の思いが自然と伝わり、その気持ちを理解することができるんだなと改めて感じました。だから、ダンスの振り付けをする人ってほんと凄いんだなって思います。

 

  ここからは披露された曲について話していこうかと思うのですが、なにせ曲数が非常に多い為、特に印象に残っている曲をピックアップして語っていこうかと思います。

 

少女交響曲

  この曲で1番衝撃だったのは3日目。part3では1曲目のため、いつも通りイントロと同時に歓声が響く。が、この日はもう一度歓声が上がった。その2度目の歓声は、嬉しさや感動など様々な感情が混じり合ったものだった。少女交響曲の衣装での登場。

  僕はあまりの嬉しさに声が出ませんでした。生でこの衣装を見るのは初めてだったけど、なぜか懐かしさもあって。衣装チェンジまでしっかりと目に焼き付けました。

 

・土曜日のフライト

  この曲は何と言っても何処か懐かしく、それでいて親しみやすいメロディに乗る歌詞。WUGちゃん達のこれからの未来に対する不安とそれでも時が来れば旅立って行かなくてはという覚悟。そのせいか歌い方もいつもとは違って、不安の気持ちを詰め込んだ切ない歌い方だったり、少し力強く歌うことで覚悟を表現したりしてたかなと思います。そして最後の全員が座って右上を見る光景。その表情からは、「この先どんな事があっても乗り越えてみせる」という力強い覚悟というよりは、「どんな事があっても何とかやっていくしかないもんね」というフワッとした優しい覚悟のように思えました。もう一度見るとまた違ったことを感じると思いますが、初見ではこう感じました。

   

Polaris

  HOMEツアーで初の1階後方だった2日目夜、この曲で見たかった景色がやっと見れました。「キラキラlucky lucky 奇跡が」ここでWUGちゃんとワグナーの振りが揃い、無数の星の背景と白ブレードが重なる光景。正面視点から見るその景色は、まさに絶景でした。

 

 ・地下鉄ラビリンス

  この曲ではWUGちゃん達が客席に降りてくる。そのため、誰と目を合わせることができるのか楽しみでもある。

  結果から言うと、目が合ったのはあいちゃんだけでした。 僕はその直前まで台に乗ってるまゆしぃを見ていて、まゆしぃ行ったなぁと思って通路に目をやると、2列前くらいにあいちゃんが登って来るのが見えて、気づけば笑顔で両手を振るあいちゃんが横にいました。ありがとう、あいちゃん。

  最終日もチャンスはあったのですが、よっぴーもみゅーちゃんも違う客席の方を向いて歩いて行ったので目が合わず。こればかりは仕方ないですね。

  そしてこのラップバトルというか地下鉄からの極スマ、日に日に楽しさを増している気がします。「この瞬間よ、永遠に続けー!」って思うんですが、そうもならないのが現実。だからこそ、また来たいって思えるんですよね。

 

 

【企画コーナー<ソロイベ曲>】 

 

・HOMEツアーでのソロイベ曲の披露について

  WUGの活動の中で、自分というものを1番注ぎ込んだ(と思う)ソロイベとその曲たち。ここでそれを披露するという事は、解散後ひとりで何かを表現する機会が増えるため、自分がこれまでやってきた事の正しさの証明だったのかなと思います。わぐらぶ会員ではない人が初めて聴けるこの機会で、自分のやりたい事をこれでもかと詰め込んでできたソロイベの曲たちを披露する事で、それを受け入れてもらえる事が出来れば今後の自信に繋がる。そして、ワグナー達が作る景色によって、自分がこれからやりたい事の再確認をするためだったのかなと、ソロイベ未経験の僕なりの考察でした。

  

・七つの海のコンサート

  ちょっとした曲間にステージの端から端まで無邪気に移動するななみんが可愛いを通り越して凄いというか。そういう事を自然とできるななみんやっぱ凄いなって。もし、ななみんがスキップが出来てたら、飛び跳ねながら縦横無尽に駆け回り、終いにはウィンクなんかしちゃったりなんて妄想をしてみたり。まぁ、そんな事されたら心臓いくつあっても足りませんけどね笑

 

・あのね

  この曲の凄いところは、かやたんが演技をしながら歌っていると感じたこと。4分26秒という短くて濃密な物語の世界の中にいること。これを感じたのは、歌の後半になってからでした。「ぽつんと一人で 落ち葉を 歩くよ」この歌詞を歌っている姿を見て、落ち葉の上を歩くかやたんが見えました。そこからこの世界に引き込まれていき、最後「忘れたくないけど忘れなくてはならない想い。だからせめて最後にこの場所の景色だけは目に焼き付けておこう」と言わんばかりにステージのあちこちを見て去っていったかやたんに思わず手が出そうになりましたが、周りの拍手によって現実世界に帰ってこれました。こういった経験はそう出来るものではないので、今後かやたんがどんな世界を創り、どんな体験を我々にさせてくれるのか楽しみですね。

  

 ・sweet sweet place

  この曲に関しては、やってくれるとは思っていてもやらない可能性だって、だからこそイントロが聴こえてきた時には思わず天を仰ぎました。僕の地元であり、まゆしぃの地元でもある大阪。「おかえり」と言えば「ただいま」と、「おかえり」と言えば「ありがと」と返ってくる。そういった場所があるっていいなって思えました。

 

・GloriA

  この曲のまゆしぃは異常だった。2日目夜はWUGちゃんみんな歌唱力、声量が異常だったんだけど、とにかくこの曲でのまゆしぃは異常だった。いつもみたいなうまさではなく、突き刺すような魂からの咆哮。まゆしぃ色弱めだけど地元公演故の緊張、WUGとしての大阪はこの3日間が最後というセンチメンタルさ、未来に対する不安な気持ち、そういった感情を今はすべて捨てみんなを楽しませること、何より自分が楽しむことのみを考えて発しているかのようなまゆしぃの叫び。その叫びはワグナーの士気を高める。その叫びに答えるかのようにコールをするワグナー。黒い会場と赤いサイリウムの光が心の底から湧き上がる闘志を表現しているかのようでしたし、WUGライブ史上最大でロックな盛り上がりだったと感じています。正直言ってライブで記憶がなくなったのは、これが初めてでした。2番くらいからあやふやで、「break〜」からの記憶はまるでないです。そのくらい本能むき出しで楽しめました。

  GloriAはまゆしぃの曲の中で1番好きというか、理想のまゆしぃが見れる曲だったりします。やっぱり一本筋の通った清々しい程のカッコイイまゆしぃが1番好きだなって思いました。あと、この曲を聴くすべての人に「栄光あれ」という思いが込められた歌詞。まゆしぃが我々に「栄光あれ」と言うのなら、そのお返しとしてまゆしぃに対して「栄光あれ」という想いを込めて「GloriA」といつもコールしてるんですが、今回はいつも以上にまゆしぃが強すぎたので、かなり気持ちを乗せることができました。

 

  よっぴーが最終日のMCで「想いは伝わる」といったこの言葉。僕にとって、この大阪公演で1番印象に残ってる言葉です。どういう想いを込めて踊って歌うのか、それは客席に伝わるんだよとダンスの先生に言われたそうで。こういう事普通の人は言わないんですけどね。よっぴーは何でも言っちゃうけど、そういうとこもいいなと思います。話を戻しますと、ワグナーもアクターなら逆も言えるのではと僕は思います。どういう想いでライブに挑み、観劇し、コールをするのか。人の想いって顔に出るから、その想いが伝わる時もあるんじゃないかって。WUGちゃんがどんなパフォーマンスをしようとも、受け取る側の気持ちによってライブの良し悪しは変わってくるし。ワグナーの笑顔見てると自然と元気になるってWUGちゃん言ってたし。誰かが調子悪いなら他のメンバーが、我々ワグナーがそんな事気にもならないくらい最高のライブにすればいいわけで。綺麗事だしただの自己満ですけど、その公演は一度きりなんだから周りの迷惑にならない程度に自分なりに楽しんだもん勝ちじゃんって思います。悔いのないように残り少ないWUGちゃんのライブを楽しんでいきたいなって、改めてそう思える大阪公演でした。

 

 【おまけ】

  HOMEツアーのKADODEからは、その公演のプリンセスに残りのメンバーからのメッセージがあります。僕の推しであるまゆしぃへのメッセージを読んでいた時、心の中でコメントしていたのですが、最後にそれを書いて終わりにしたいと思います。

(おそらく誰目線やねん!とツッコミたくなると思いますが、温かい目でご覧ください)

 

 

Dear まゆしぃ

From 

みゆ: 歌声だけでなく執筆もできて、しかも納期をちゃんと守るのが凄い。

 ほんまそれ!この活動しつつ大学もちゃんと4年で卒業したし凄すぎるよね。

 

なな:もしまゆしぃが弱気になった時は、私が引っ張るからね。

それができるのはななみんだけだと思うので、よろしくお願いします。

 

みにゃ:まゆしぃの絶対的なパフォーマンスが好き。 オレモ! 

    たまには甘えてね。 

こう言ってるし甘えてもいいんやで、まゆしぃ。

 

あい:真面目で頑張り屋さん。いつでも頼ってね。

俺はあいちゃんにもそう感じるから、いつまでも頼り頼られの関係でいて下さい。

 

かや:まゆしぃの透き通った瞳が好き。

オレモ!俺はその瞳から出るまっすぐな力強さが特に好き。

 

よぴ:私たち喧嘩の話が有名だけど、そこからの仲良し期間が長いのが嬉しい。

まゆしぃと喧嘩してくれて、まゆしぃの尖がってた部分をへし折ってくれてありがとう。この喧嘩がなかったら、おそらく俺はワグナーになってなかったと思うから。

 

 

SUNDAY PRINCESS IS YOSHIOKA MAYU !                                  

 

今日だけはかわいいプリンセスなんだから〜

 

非常に可愛かったです!