WUGSSA公演に向けて 〜もう一回がないライブ〜

 

  SSAに向けて色々と考えていたらまとめたくなったので書いていこうと思います。

 

  まずはWUGの終わりについてから。

 

  僕はWUGという物語の終わりはファイナルツアーの仙台公演だったと考えています。理由の1つ目は、初めはSSA公演なんてなかったこと。なのでHOMEツアーの内容が決定した段階では、千秋楽仙台で6年の活動を終える感じだったと思います。そして2つ目は、そんな仙台公演で「SSAはエクストラステージ」と言っていたこと。

  

  最後は、千秋楽でまゆしぃが人前で泣き崩れていたこと。実際に観た訳ではないので語るのはあれですが、この泣き崩れた瞬間に「震災復興からはじまり、ここまで幅広く活動してきたWUGというユニットのセンター」ではなくなったのだなと思いました。WUGという物語が終わり、今まで強くいなきゃと我慢してきた分の涙が、WUGの吉岡茉祐ではなくなり新たな自分になった時に溢れ出たんだと思います。どんな人間でも産まれた時は必ず泣きますからね。まゆしぃに限らず、ステージで見せてないメンバーも楽屋とかでこういった状態になり、WUGを仙台に納めたんだと勝手に思ってます。

 

  こんな事を考えていると、SSA公演は「WUGの最後のライブではなくて、もう一度WUGとしてステージに立てるライブ」だと思うようになりました。こう考えるとFinalが少しは明るくなりませんか?なので目標は「泣かない!」。WUGという概念礼装を一度脱ぎ、そしてそれを再び自分の身に宿したWUGちゃん達は、恐らく過去最高にわちゃわちゃしてるであろう。そんなWUGちゃん達が輝いている姿を目に焼き付けたい。涙なんかに視界を奪われたくはない。多分1回も泣かないは無理でしょうが(笑)。何せ僕のツアーの千秋楽は愛知1日目だったので、さようならのパレードを1回も生で観れてないんですよね。でも、出来るだけ泣かずにいたい。一曲一曲が最後になるもう一回がないライブを、心の底から楽しみ、全力で叫ぶ数時間にしたい。そう思ってます。

 

  とは言ったものの、1番楽しみにしてる曲は beyond the bottom なんですよね。ここ1ヶ月で想像もつかない程の猛スピードで成長し続けているこの曲が、聖地SSAでどう見えるのか。この曲が化けた瞬間を目の当たりにしたからこそ、この成長物語の結末を見届けたい。人の姿を止め、魂となった彼女たちは果たして神になれるのか。非常に楽しみです。

 

  

  こんな1ワグナーのひとり言みたいな文章を読んで頂きありがとうございます。

  最後はこれで。

 

 

 

いくぞ!              (約束の地に)

 

がんばっぺ!       (約束の時が終わるまで)

 

Wake Up,Girls!